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歯科恐怖症の方や嘔吐反射の強い方にも安心して受けていただけます

静脈内鎮静法(セデーション)

インプラント手術の痛みは親知らずの抜歯程度のものと言われ、歯を抜くときと同じ麻酔注射(局所麻酔)を使った手術が行われてきました。確かに普通の局所麻酔でも痛みのコントロールはできますが、手術となると不安や恐怖、緊張などの強いストレスを感じてしまい、人によっては治療が難しくなるケースもあるのです。また、嘔吐反射の強い方も局所麻酔だけでは治療が困難です。

そこで当院ではインプラント治療をより快適に受けていただくために、静脈内鎮静法(セデーション)を取り入れています。静脈内鎮静法により手術中の意識が薄らぎ、感覚も鈍くなります。痛みも感じませんので手術をスムーズに行うことができます。また、麻酔科医が血圧や血中酸素飽和度などの全身管理を行い、常に細心の注意を払いますので安心して受けていただけます。ご希望の方はご相談ください。

●次のような方に静脈内鎮静法をお勧めしています
・治療に対する恐怖心が強い方(歯科恐怖症の方)
・嘔吐反射が強い方
・全身疾患をお持ちの方や、全身管理下での治療が必要な方
・インプラントの埋入本数が多い方・治療範囲の広い方
・治療中に気分が悪くなったことのある方
・気楽にインプラント治療を受けたい方

※静脈内鎮静法は保険外診療(自由診療)となりますので、あらかじめご了承ください。

インプラント手術もウトウトしている間に終わります

ウトウトしている間に終わります静脈内鎮静法(セデーション)では、ウトウトと半分眠っているような状態になるため、治療中の痛みやストレスをほとんど感じることがありません。手術中は患者さまの意識が薄らぎ、少しボーッとした状態になりますが、ご自分で意思を示すことや呼びかけに応えることはできます。時間経過の感覚はあまりなく、1〜2時間の手術も20分〜30分程度に感じられ、気付いたときには手術が終わっています。

手術後しばらく休んでいただくと麻酔効果が切れて意識がはっきりと戻ってきます。歩行運動などのチェックをして、問題がないことが確認できてから、ご帰宅していただきます。

静脈内鎮静法はとても安全性の高い麻酔法です

静脈内鎮静法(セデーション)とは、静脈から薬剤を点滴し、意識が薄れた状態を作る麻酔法です。安全性が高いことが特徴で、手術終了後は速やかに麻酔効果がなくなります。当院では、日本大学松戸歯学部歯科麻酔・生体管理学講座との連携により、麻酔科医が全身管理を担当し、より安全な治療を実施していますのでご安心ください。

●静脈内鎮静法のメリット
・手術中の不安や緊張を緩和し、リラックスした状態で手術が受けられる
・健忘効果があり、手術時間が短く感じられる
・長時間お口を開けているときの苦痛が和らぐ
・全身管理をしながら進めるので、持病のある方でも手術が受けられる
・血圧や心拍数が安定するので、身体への負担が少ない
・嘔吐反射を抑えられる
・意識がまったく無くなるわけではないので、呼びかけに応じられる
・全身麻酔のような呼吸管理が必要ない
・全身麻酔とは異なり、入院の必要がない

●静脈内鎮静法のデメリット
・麻酔からの回復は早いが、手術直後は眠気が残る場合がある
・手術当日は自動車の運転や激しい運動はできない
・アレルギーがある場合に、適用にならない場合もある
・保険外診療(自由診療)のため保険が効かない


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