あなたは抜いた歯を捨てていませんか
日本では年間550万本の乳歯や虫歯などで抜いた歯が廃棄物として捨てられています。もしこの歯が再び自分のために使用できると知ったら、あなたならどうしますか?
現在日本をはじめ世界各国では、骨が薄くなってしまった顎の骨にインプラントを行うため、異種骨の動物から採取して加工した材料や人工の材料が使用されています。インプラント治療を多く手掛けている術者で使用したことが無い方は、まずいないと思います。
人工の骨ではHAと一般に呼ばれる骨の構成成分であるハイドロキシアパタイトやβ-TCPなどが使用されます。しかしこれは感染に弱く、最悪は術前の状態以上に悪い状態に陥るという危険性も秘めています。
ヒト由来の骨の場合には、提供者から供給されて加工された凍結乾燥他家骨(FDBA)という物と、自分の腰や顎の骨から採取したものがあります。前者では経過も比較的良く安定性が高いのですが、いかんせん誰から来たのか分からないという不安は拭いきれません。後者では手術回数の増加や採取部位の合併症などの可能性が残ります。
抜歯できる歯があれば自分自身の歯を使用することをお勧めしています
親知らずはもちろんのことグラグラしている歯、根しか残っていない歯があれば使用できます。
これは韓国で開発された抜去歯を利用した新しい骨移植方法です。抜歯した歯を日本国内で加工して、必要な部位に使用します。口のなかに限らず身体のあらゆる部位の骨として使用できます。自分自身の歯だと拒絶反応につながるリスクがありません。
親知らずは近年、生体幹細胞が含まれていることが知られており、再生治療においても非常に有効な成分が含まれていることがわかってきています。人工の骨はもとより、他部位から採取された骨よりも感染が少なく、有効な成分が多く含まれているので治癒が早く、臨床成績も良好で理想的な生体材料であります。
もしあなたが抜歯しなくてはならない歯があるならば、乳歯など年齢を問わず無駄にしてはいけません。大切にしてください。
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