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2018年1月 9日

チタンアレルギーは皮疹や痒み、原因不明な筋肉痛、慢性疲労感など様々な症状を発します。チタンアレルギーは0.02%ほどの報告から、イギリスの臨床検査会社のデータの4%に及ぶとのデータもあります。
チタンは歯科インプラントや人工骨頭など医療器具以外に、二酸化チタンとして様々な食品や化粧品などの日用品から、薬などの医療品まで多くのものに含まれていることがあります。化粧品やシャンプーなどで、かぶれたり痒みが出た経験がある方は二酸化チタンが原因かもしれません。
アクセサーにアレルギー反応が出たことがある人は、アクセサリーなどに含まれるニッケルが原因であることが多いのですが、ニッケルにアレルギーがある人はチタンやパラジウムにもアレルギーがでる率が高いことも知られております。
当方ではチタンアレルギーの検査が必要なときには、イギリスないしアメリカの検査会社に血液を送り検査しております。

歯を失った時にインプラントを選択される患者さんで、チタンアレルギーのある方、金属が体の中に入ることに抵抗がある方はジルコニア・インプラントを使用しております。
治療期間もチタン・インプラントと違いはなく、チタン製のインプラントに遜色ない製品が使えるようになってきました。
http://dent-imaplant.jp
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2018年1月 4日

年賀はがきにはいくつか秘密があります。
毎年ディズニーの隠れミッキーのように発見する楽しみがあります。

今年はインクジェット用紙の年賀はがき切手部分の肉球部分に「FUJI」の文字が逆さに!
そして2018の文字の上の消印?相当部には『あけまして』『おめでとうございます』と書かれています。
日本郵政の遊びごごろと、印刷技術には驚かされます
ちなみに肉眼では確認不能でしたので、朝イチに日常治療の時に使っている顕微鏡(http://www.dent-implant.jp/0565microscope/)で確認してみました。

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2017年9月20日

人の歯は乳歯から永久歯に生え変わり、その生涯を終えます。
歯はかけがえのないものです。抜いてしまうと二度と生えてきませんしかし、歯に問題があれば、安易に抜いてしまうのが今の歯科医療の現場でもあります。
ですので、できるだけ自分の歯を残すとの気持ちで治療に当たっていると、昨年1年間で抜いた歯の本数は13本でした。多いか少ないかは分かりません。やむなく抜く歯は破折がほとんどで、残りが重度歯周病で来院された方です。

夏休み期間を利用してフィリピンに医療ボランティアに参加してまいりました。
首都マニラなど都市部では他の東南アジアの主要都市と同様に、日々近代化しており、スーパーや薬局などでは歯ブラシなどの口腔衛生用品が日本に負けず劣らずの品数が揃っております。
しかし、一歩郊外に出ると食事は欧米化してはいるものの、医療はまだまだと言わざる得ない状況であります。

経済的に医療を受けられない生活の中では虫歯で削って詰めれば、さらに大きな虫歯となりうるので、虫歯を我慢して結果的に抜歯してしいます。
前途ある若者の歯を、大きな虫歯があるといえども抜歯するというのは心苦しい面はありますが、限られた医療環境の元では無責任に不十分な治療して後々迷惑かける可能性が少しでもあるのであれば、抜歯するしかありません。

2日間の診療で32人52本抜歯しました。日本だと4年分ほどでしょうか。
場所や立場が変われば、考え方も押しつけでなく臨機応変に変えないといけません。
写真は現地のボランティア・スタッフと患者さんです。ちなみに、この日は屋外での診療でした。終了間際には雨が降り出して急いで撤収しました!
http://dent-implant.jp
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2017年5月28日

ものを作りということは楽しい。
今日は閉会間際でしたけど、『ヨコハマ・ハンドメイド・マルシェ2017』に行きました。
絵なりビーズ、ハンコ、服、革細工、オーガニック・クッキー。そして、そこでの会話の全てが刺激になる。
何気ないものも、作った人と会話できると買いたくなる!
沢山買ってしまいました!!
http://dent-implant.jp

2017年5月21日

久しぶりの日曜日の休みがありました。
何も予定を考えずに朝起きて、何しようかと思った結果は横須賀美術館に行くことにしました。横須賀美術館は好きな美術館の一つです。建物も展示も、ゆったりとノンビリしておりゆるい時間を過ごすことができる場所です。ちなみに都内でも、少し時間があると時は、アプリで美術館を検索してみるとわずかな時間でも充実した時を過ごすことができます。
横須賀美術館では『デンマーク・デザイン』展を開催しており、フィン・ユールやハンス・ウェグナーなど好きなデザイナーの展示があることも足を延ばす理由になります。
そして、行った甲斐がありました!よかった。
http://dent-implant.jp
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2016年11月25日

11月16日から20日まで、フィリピンのマニラ近郊のCormona CaviteとParanaqueに日本から歯科医師10名とスタッフ総勢18名で歯科医療奉仕に行って参りました。
フィリピンでは食事の欧米化に伴って口腔内の環境も悪化して虫歯や歯周病が蔓延しております。日本では治せる虫歯も、詰め物ができなかったり、詰めても再度虫歯になる可能性がある場合は抜歯となってしまいます。日本では抜くことのない子供の永久歯も抜かざる得ない状況も多々あります。
抜歯を中心ですが、予防としてブラッシングやスケーリングといた治療も行います。
しかしながら街の薬局では日本に負けず劣らず豊富な歯科衛生用品が揃っております。
少しでも意識が変わり歯ブラシの習慣を取り入れてもらって心身の健康向上に役立ってもらえればと思います。
これからもフィリピンだけでなく、日本国内も含め医療難民に解決に取り組んで行きたいと思っております。
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2016年1月22日

理由は分かりませんが、最近ジルコニアのインプラントを希望される方の問い合わせが急に増えてきております。
ほとんどの方々はアクセサリーでアレルギー症状が認められ、金属でアレルギーがあると皮膚科で診断されたので、インプラントをするにあたり、金属のインプラントを避けての選択です。
しかし、、、ジルコニアにもアレルギーはあります。
アメリカにある免疫学的な生体適合試験会社の報告によると、ジルコニア化合物のアレルギー発生頻度は14.8%。チタンのアレルギー発生頻度は0.2%です。チタンよりジルコニアに方が、はるかに発生頻度が多いのです。
一般的にはアクセサリーで金属アレルギーだから金属は悪いと思っている方々がほとんどだと思いますが、一概にそうとは言えません。
金属だから、セラミックなど見た目ではなく個体それぞれの適合性が一番大事であります。
また、ジルコニアインプラントは除去するのが困難を極めます。
入れたインプラントはアレルギーが発現した等に際して、なにかあった時には入れた責任がありますので、除去する責任も伴います。
3年ほど前に転倒して、インプラントが折れてしまった患者さんがいて、除去したことがあるのですが、セラミックなので色が骨と同じであることや,骨と接合した残った破片を歯を削る器具ではなかなか削り飛ばすことができないために苦慮したことがあります。

インプラントに限らず金属アレルギー・ノンメタルの治療をするに当たっては技術は無論のこと、
① アレルギーの発生機序とアレルギーの起因を考察できる。
② 原因物質であるアレルゲンの検査ができる。
③ 入れたものを除去することはできる。
最低でも担当した先生に確認してから治療を開始した方が良いと思います。
入れてからでは遅すぎますよ。
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2015年12月29日

ペリソルブ(PERISOLV)は削らない虫歯治療に使用するカリゾルブを進化させた、歯周治療に使用する全く新しい薬剤です。
アミノ酸と低濃度の次亜塩素酸ナトリウムで構成されており、極めて刺激が少なく抗生物質でも無く、歯周治療の消毒薬として一般的でありますが刺激のあるクロルヘキシジンが含有されておりません。副作用も報告されておりません。
ペリソルブはポケットの深くなってしまった部位やスケーリング、ルートプレーニングと呼ばれる根面の不良組織を除去する時に使用し、組織再生を促します。
歯を残す、抜かない治療方法の新たな手段として期待できます。
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2014年11月12日

初めてこれから受診される方は来年の1月中旬の予約となりますことをご了承ください。
受診予約される方は、お手数でありますが電話で、症状を連絡を頂けましたら幸いです。
キャンセル等で空きが出ることがあります。
何卒、宜しくお願い致します。

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2014年8月12日

現在、初診の枠が込み合っております。
初めて受診される方は9月下旬から10月の予約となりますことをご了承ください。
受診予約される方は、お手数でありますが電話で、症状を連絡を頂けましたら幸いです。

何卒、宜しくお願い致します。

http://dent-implant.jp

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医師 高野仁男
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医師 高野仁男

【経歴】
東京医科歯科大学医学部大学院修了
東京医科歯科大学医学博士第1294号
横浜市立大学医学部口腔外科学講座
済生会横浜市南部病院歯科口腔外科
健康食品管理士

【関連学会】
日本口腔外科学会
日本形成外科学会
日本再生医療学会
Dental Practice-Based Research Network
Japan Auto-Tooth Bone Bank
口腔先端応用医科学研究会
健康食品管理士認定協会

【所属学会】
日本口腔外科学会
日本形成外科学会
日本再生医療学会
日本口腔腫瘍学会
米国インプラント学会
ヨーロッパ・インプラント学会
米国歯周病学会