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歯周病専門医が行う安全なインプラント治療

当院の院長は、歯周病専門医でありながらインプラント治療も約300症例と経験豊富。セカンドオピニオンにも対応しています。
当院では、世界4大インプラントのひとつである米国ジンマーデンタル社のスプラインインプラントを使用しています。

インプラント

歯を抜いた、または抜けてしまったお口の中を元の状態に戻すには、下記の3つの治療方法があります。

●入れ歯
●ブリッジ
●インプラント

中でもインプラントは見た目の美しさ、機能的にも優れた最新の治療法です。入れ歯では食べづらかったおせんべいなども、バリバリと食べることができますし、天然歯に近い噛み心地を取り戻すこともできます。

またインプラントは、普段と同じように歯を磨いておけば、口臭に悩まされることもありません。見た目も天然の歯と同じです。そのため、大きな口をあけて大声で笑うこともできます。

インプラントと入れ歯・ブリッジとの違い

インプラントブリッジは支えている歯に負担がかかり磨きにくいことから、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、入れ歯はバネのかかっている歯が必ずグラグラしてきます。そのため噛めなくなり、反対側の悪くない歯まで痛めてしまう可能性があります。

結局、ブリッジも入れ歯も、残っている歯を痛めてしまう治療法なのです。残っている歯を健康に守りたい方には、インプラントをお勧めします。

<インプラントの特徴>
●何でもよく噛める
●入れ歯のような不快感がない
●ブリッジのようにほかの歯を削る必要がない
●残っている歯を守ることができる
●見た目も美しい

  

歯周病専門医が行うインプラント治療のメリット

インプラントインプラントで最も大切なのは術後のメンテナンスです。ただメンテナンスを行うといっても角化歯肉(かくかしにく)が少ない状態では、うまくケアを続けることができません。角化歯肉とは、歯ぐきの中でもあごの骨に付着していて、頬や唇をひっぱると動かない部分のことです。

この角化歯肉の状態を考慮しながらインプラント治療を行えるのが、歯周病専門医の強みです。一般的な歯科医師では見逃してしまいがちな歯ぐきの状態も考慮しながら、最適なインプラント治療を提供いたします。

インプラントと歯周病の関係

インプラント人工歯根であるインプラントは、虫歯にはなりません。しかし、インプラント周囲炎と呼ばれる歯周病には感染します。たとえインプラントが成功しても、周りの歯が歯周病である場合、歯周病菌が転移して今度はインプラントを失ってしまう危険性が高いのです。

当院ではインプラント治療前に口腔内を検診し、歯周病がある患者さまの場合は、先に歯周病の治療を行います。インプラント治療は、まず歯を失う原因のナンバー1の歯周病を治すことからはじまります。そうすることが、インプラントを安定させ長年使うために重要なのです。

ペリオテストで確認

ペリオテスト
インプラントの動揺度を肉眼で確認することは非常に困難であり、また不確実です。
この機械を使用して、インプラントがどの程度骨と結合しているかが数値化され、定量的な評価が可能になります。

 ペリオテストを使用することにより、被せ物の型を取るタイミングや、また経過観察時のインプラントの状態を定量的にに把握できます。

【当院のインプラント治療の特徴】短期間の治療

インプラントインプラントの治療期間はとても長いものだと思われがちですが、当院ではできるだけ患者さまの負担を軽減するために、治療期間の短いインプラント治療を行っています。

基本的に手術は抜歯即時埋入ですので、その日に噛むことができます。また、インプラント体は生体親和性が高いHA(ハイドロキシアパタイト)インプラントを使用しているので、最短2か月ほどで被せ物を被せることができます。

抜歯即時埋入
これまでのインプラント治療では、最低でも2回の外科処置が必要でした。そのため、治療期間が長くなり費用もかさんでしまうというデメリットがありました。「抜歯即時埋入」は、患者さまの時間的負担や費用的負担を取り除くことで精神的負担も軽減できるという、大変魅力的な治療方法です。

【当院のインプラント治療の特徴】CGFによる再生治療

インプラント当院ではインプラント手術時の傷の治りを早くしたり、骨や歯周組織の再生・回復を早めたりするため、CGFによる再生治療を導入しています。

患者さまから採取した血液を再生医療機器「メディフュージ」にかけ、CGF(Concentrated Growth Factors)を作ります。CGFとは傷の治りを促進させる血小板を濃縮させた膜のこと。インプラント治療など骨を増やす手術をするときに大きな効果を発揮します。

【当院のインプラント治療の特徴】増骨手術

インプラント歯周病や虫歯を悪化させた方は、一度歯を抜いてしまうとあごの骨が薄くなってしまいます。そのようなあごの骨が薄い方でも、増骨手術を行えばインプラントが可能となります。

当院の増骨手術では生物由来でないため未知の感染の可能性がない「ベータTCP」という、将来的に患者さま自身に吸収される人工骨補填材を使用します。

ソケットリフト
上あごの骨が少ない場合に行う手術です。上顎洞という上あごの空間の中に、特殊な機械で粘膜を押し上げて骨を作ります。ただし骨の厚みが2mm以下の場合、2回に分けて手術を行うことがあります。

スプリットクレスト
スプリットクレストとは骨の高さはあっても幅が少ない(薄い)場合に行う手術です。骨頂にノミのような器具を用いて溝を形成し、楔(くさび)効果によって骨を横に押し広げます。

GBR
骨が不足している部分を特殊な膜で覆い、骨を作るスペースを確保します。その中に骨のもとになる素材を詰めていき、骨の再生を促します。

【当院のインプラント治療の特徴】スプラインインプラントを採用

スプラインインプラント当院では、世界4大インプラントのひとつである米国ジンマーデンタル社のスプラインインプラントを使用しています。スプラインインプラントは、骨折治療の初期段階と同様のカルシウムブリッジを形成するため、強固に骨と結合する特徴があります。

チタンインプラントの場合、チタンと骨の界面はミクロレベルでは完全に接触していないことがありますが、スプラインインプラントの場合、界面のカルシウムによって直接骨と結合します。

生体に馴染みやすい最先端のインプラントスプラインインプラント
ジンマー社のコーティング技術はMP-1と呼ばれ、97%のHA結晶体で構成されています。そのため生体と馴染みやすく、剥離や吸収などの問題がほとんど報告されていません。条件の悪い骨でも、しっかりと結合することが最大の特徴と言えます。

スプライン構造スプラインインプラント
インプラントとアバットメントの接合部は、スプラインと呼ばれる特別な構造をしています。
この構造により、アバットメントの回転防止やスクリューの弛み抑止など、多くのインプラントに起こりうるトラブルを防止します。

【当院のインプラント治療の特徴】安心の治療設備

歯科用CTインプラント
当院ではカボ社(ドイツ)製の最新の歯科用CTを導入しています。コンピュータ上で骨を再現することで、レントゲンではわからなかった骨の奥行き・幅・厚みを正確に知ることができるようになりました。また従来のCTよりも低被爆なのと、噛み合わせにも関係のある頸椎まで広範囲に撮影できるのが特徴です。

カウンセリングの患者さまは無料で撮影します。その後治療が決まった方は、細かい診断のために改めて有料で撮影いたします。

ピエゾサージェリーインプラント
ピエゾサージェリーは、3次元超音波振動を利用することで切削部分の長さ・深さを正確にコントロールできます。Dr. Tomaso Vercellotti(トマソ・ベルセロッティ)によって考案された、いま最も注目されている手術器具です。これにより、神経や血管などの軟組織を傷つけず、安全に骨だけを切削することが可能となりました。

【当院のインプラント治療の特徴】10年間保証

インプラントインプラント治療を受けていただいた患者さまに対し、万が一問題が生じた場合、インプラント保証規約に基づき、術後10年間責任を持って再治療を行います。ただし、定期検診にお越しいただくことが条件で、糖尿病など全身疾患の悪化時は除外されます。

【当院のインプラント治療の特徴】リカバリー治療

インプラントインプラント治療は、適切に行えば術後にトラブルが起きることはありません。しかし不幸にも、インプラント治療を受けたことで、さまざまな失敗や事故に直面されている方もいらっしゃいます。当院では、そのような他院で行った失敗のリカバリーも行っております。

インプラント治療を受けたあとに不具合や違和感を覚えられている方は、悩まずリカバリー治療を受けることをお勧めいたします。当院ではアバットメント(上部構造の土台)から上について対応しています。もうダメだとあきらめず、一度ご相談ください。

【当院のインプラント治療の特徴】感染対策

インプラント歯科医院では、歯や入れ歯を削るたびに空気中に浮遊物が発生します。そのため、インプラントの手術は必ずほかの患者さまがいない時間に行います。また、手術器具はもちろんオペ着や帽子も滅菌パックから出したばかりのものを使用します。

インプラント治療の流れ

【STEP1】カウンセリング
ほかの治療同様、はじめにカウンセリングを行います。既往症やアレルギーなどお身体の状態について、また現在気になっていることや治療に対するご希望などを詳しくお伺いします。

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【STEP2】検査・診査・診断
歯および口腔内全体の状態を把握するための検査を行います。最新鋭の機器と多くの症例経験により、正確な診査・診断を行います。

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【STEP3】インフォームド・コンセント
最善の治療方法や費用などについて、一つひとつ明確にわかりやすくお伝えします。また、治療計画見積書を作成し、治療に対するご理解を深めていただけるよう努めています。

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【STEP4】インプラント治療(手術当日)
通常どおりにご来院いただき、その日の体調やご帰宅の手段などを伺います。

<骨が十分にある方の場合>
インプラントの本数、内容により異なりますが、通常は2時間ほどで終了します。手術工程の中でもインプラント埋入にかかる時間は、1本につき15~30分が目安となります。

<骨が薄い方の場合>
インプラントに適した骨量の再生治療技術が必要な方の場合は、骨の状態によって手術時間が大きく変わります。詳しくは医師にお問い合わせください。

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【STEP5】手術後の治療の流れ
手術後は、消毒と経過観察のために数回通院していただきます。通常、手術後約1週間で抜糸。その後はインプラントや骨の安定を待ち、約2か月後に最終的な上部構造を装着します。

インプラントに関するQ&A

Q. インプラント治療って何ですか?
何らかの原因で失われた歯の代わりに、あごの骨に人工の歯根(インプラント)を植える方法です。インプラント体に使われる素材は、生体親和性の高い「チタン」が使用されており、ほとんど生体に異物防御反応を起こさせることはありません。
当院ではより親和性の高いHA(ハイドロキシアパタイト)インプラントを使用しています。

Q. インプラントのメリットは何ですか?
「何でもよく噛める」「入れ歯のような不快感がない」「残っている歯を守ることができる」など、さまざまなメリットがあります。最近では「しっかり噛むことで老化防止や癌予防にもつながる」とも言われています。

Q. インプラントのデメリットは何ですか?
外科手術が必要です。とはいえ、手術中の痛みはほとんどありません。また、インプラントは保険を適応できないため、費用がかかります。しかし、万が一何かあった場合には保証もついておりますので安心です。

Q. 噛み合わせが悪くても大丈夫ですか?
当院では噛み合わせなどを含めて総合的に診断を行い、治療計画を立てますので、問題はほとんどありません。

Q. 金属アレルギーですが大丈夫ですか?
インプラントはチタンでできています。チタンは金属の中でもかなりアレルギーが少ない金属です。しかし、もしチタンアレルギーの方にインプラントを入れると、インプラントが抜けてきます。チタンアレルギーの疑いがある場合はパッチテストなどで調べる必要があります。

Q. インプラントができない人はいますか?
18歳未満の方、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症など健康状態が著しく悪い方は適しておりません。心配な方はご相談ください。

Q. その日のうちに歯が入るインプラントはできますか?
患者さまの状態によります。具体的には骨の硬さや骨の厚みなどにより違いますが、状態がいい場合、当院ではその日のうちにインプラントを埋入し、仮歯を入れることができます。一度、ご相談ください。

Q. 骨の量が少なくても大丈夫ですか?
骨の少ない方は骨を増やす手術(GBR、ソケットリフト、スプリットクレフトなど)を行えば問題ありません。ただし、これらには外科手術を必要とします。外科的な負担が少ない方がいいという方はご相談ください。

Q. 手術は痛いですか?
インプラントの手術は局部麻酔をかけますので、痛みはありません。当院では、最新の技術を使用して、痛みの少ない治療を行っております。

Q. 手術時間はどのくらいかかりますか?
1~3本ぐらいであれば1時間半ぐらいで終わります。また、骨を作るなど複雑な手術ではもう少し時間がかかります。

Q. 治療期間はどのくらいですか?
早い方なら、約2か月程度で正常に噛めるようになります。ただし、患者さまの食いしばりや歯ぎしりなどにより、多少伸びる場合もあります。また、歯周病治療直後のインプラント埋入など手術のリスクが高かった場合は、少し様子見が必要なためさらに数か月かかります。

Q. 手術後の入院は必要ですか?
入院は必要ありません。手術後は安静にしていただくように説明しておりますが、デスクワークなどの仕事は差し支えありません。

Q. インプラントが歯周病になったらどうしますか?
軽度の場合は歯周病の治療を行います。重度の場合は手術が必要となってきます。場合によっては抜くしかないこともあります。とはいえ、定期検診に通うことで歯周病の予防ができます。

Q. 手術後、腫れたりしませんか?
患者さまによっては外科的刺激が大きくなり、少し腫れることもあります。しかし、それ自体は手術に対しての当然の反応なので心配はありません。多くの方は3~4日後に腫れがピークとなり、1週間ほど経てば完全に収まります。

Q. 手術後の食事は大丈夫ですか?
ほとんどの場合、術後3~4時間ぐらいで麻酔が切れます。しびれが切れれば食事をしても大丈夫です。ただ、できるだけ手術をしていない箇所で食べ物を噛んでしてください。また、できればやわらかい物を選んでください。栄養をとれば抵抗力がつきますので早く治ります。


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