身体の歪みや自律神経の狂いを治す

歯並びや治療に問題があると噛み合わせが狂い、下顎の位置がずれてしまいます。その結果、自律神経が乱れ、体調不良や身体のさまざまな部位の痛みや機能低下、精神神経症状などのいろいろな障害が現れてきます。当院では患者さんとともに、噛み合わせのずれが生む身体症状の改善を図ります。

咬合治療

噛み合わせに不具合が起こる原因はいくつかあります。

●歯並びが悪いため、顎がずれたところで噛む癖ができて噛み合わせが悪くなる
●あごの骨や筋肉の発育が不十分なため、歯列のアーチが乱れている
●歯科医院での治療(補綴物や矯正など)の影響

要素がいくつか重なることもあるため、治療方法も1つではありません。そのため当院では、問診や触診のほか、レントゲンや体温を調べるサーモグラフィ、自律神経測定器なども使い、慎重に診査・診断してその方に合った治療方法をご提案しています。また、根本的な原因を取り除き、再発しない治療を目指しています。

<噛み合わせのずれが原因で起こる症状>
首や肩のこり/腰の痛み/偏頭痛/不定愁訴(イライラする、眠れない、疲労感が取れないなど)/うつや統合失調症のような精神神経症状/やる気が出ない

噛み合わせが原因の咬合治療だけではなく、顎そのものに問題がある顎関節症の治療も行っています。

顎関節症の詳細についてはこちら

当院だからこそできる咬合治療

総合的に噛み合わせを調整するチーム医療咬合治療
噛み合わせを動かしたい場所に歯がない場合には、矯正の専門医やインプラントなどほかの専門医と一緒に治療にあたります。各専門医も咬合についての知識があるため、連携はスムーズです。

院内技工士によるサポート
噛み合わせはとても繊細なものです。そのため外注の技工士ではやりきれないところがあるのが実情です。当院には噛み合わせがわかる技工士がいるので、積極的な治療が行えます。

豊富な治療実績
噛み合わせがずれる理由はたくさんあり、もちろん治療法も1つではありません。当院には豊富な治療実績があるため、初診の段階からその方に合った治療方法をある程度明確にご提案できます。

具体的な治療方法について

当院では、症状や原因、お口の中の状態に応じて、以下のようなプロセスから最適な治療方法を選択し、ご提供しています。

・咬合調整のみ
・咬合調整 → 不適切な治療部位の補綴処置
・咬合調整 → 不適切な治療部位をレジン歯に変える → 噛み合わせの調整 → 補綴処置
・レジンスプリント → 補綴処置
・レジンスプリント → 仮補綴 → 歯列矯正 → 補綴処置
・レジンスプリントと歯列矯正を平行して行う → 補綴処置
・歯列矯正 → レジンスプリント → 補綴矯正
・レジン歯による顎位の修正 → 歯列矯正 → 補綴処置

咬合治療は新しい分野ということもあり、まだ統一された治療法というものはありません。当院では、上記のような方法を症状に応じて組み合わせ、噛み合わせのずれを修正していきます。また、症状がひどく進んでしまったケースや精神的ダメージが強い場合、また咬合以外の原因で症状が現れるケースは、咬合治療による改善が望めないこともあります。

スプリント●レジンスプリントとは
レジンスプリントとは、レジンで製作したマウスピース状の治療器具です。装着は基本的に24時間ですが、取り外して歯を磨くことができます。使用中は調整のために来院いただき、レジンを削ったり足したりして調整します。また、レジンスプリントが行えない方の場合、試用期間中に見極めて使用を中止し、ほかの治療法を提案します。

スプリントを用いた咬合治療例はこちら

咬合治療の注意点

咬合治療●治療期間と治療時間
咬合治療の治療期間は個人差が大きく、早い方ですと半年ぐらい、歯列矯正などを行うと2~3年かかることもあります。また、治療中は2~4週間に一度ご来院いただきます。1回の治療時間は1時間程度です。

●その他
『咬合治療同意書』へのサインがない場合は治療を行うことができません。また、治療を進めていく上で自己診断の強い方、担当医とのコミュニケーションが取れない方は、治療を中止することもあります。その際も理由の如何に関わらず治療費は一切返金いたしかねます。

咬合治療を受けられる方は、体質改善のための食事指導や適度な運動も大切です。症状を改善するためには、前向きな生き方をすることでも効果が違ってきます。また『良い歯の会』への参加も不可欠です。

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